「夢なんか無くていい。肝心なのは本気で挑むこと」
田中 修治 Tanaka Shuji
「夢が無い」「やりたいことがみつからない」というような内容を口にする人がよくいる。
それなら「できるようになりたいこと」「手にいれたいこと」
この2つを書き出してみるといい。するとみんな結構出てくると思う。
「海外旅行に行きたい」
「憧れてた車に乗りたい」
「英語が喋れるようになりたい」
「美人な彼女が欲しい」
「接客が上手くなりたい」
「POP とか、広告とかのデザインをしてみたい」
そんな、軽い感じで十分だと思う。
何も「世の中を変えたい」とか「犯罪を無くしたい」とか「緑豊かな環境を守りたい」みたいな、
万人が認めるような崇高な理想なんざ、世の中をよく知らないガキのうちから掲げなくたって別にいいと思う。
たまたま入った会社が「日本を代表するような会社」を目指してるからって、別にその経営者の夢を自分の夢に無理やり置き換えて、
体裁だけ繕って自分の気持ちを誤魔化しながら一緒に働く必要も無いと思う。
そんなことより、もっと目の前の、今自分が手に入れたい小さな「欲」に向かって、
必死で取り組んでみることの方が先じゃないのかなと思う。
仮にその夢がお金で叶うならガムシャラに頑張って稼いで手に入れてみれば良いし、できるようになりたいことがあるのなら、
ガムシャラに頑張って習得して出来るようになってみれば良い。
そんなガムシャラな毎日を送るうちにいつの間にかそれが生活の一部になってて、気づけば一生の仕事になってたりする。
「美人な彼女が欲しい」って理由だけで美人と出会うことの多そうなイベントとか、
マスメディア関連の仕事に就いてモテたいから一生懸命頑張って仕事してたらエンターテインメントのオモシロさにハマって、
人を喜ばすことや感動させることがたまらなく楽しくなって、気づいたら一生の仕事として挑み続けるプロフェッショナルになってるかもしれない。
そんなもんかな、と。
最初の動機なんてそんなもんかな、と。
ただ一つ社会に出て肝心なのは「本気」で挑むことだと思う。
人に頼らず自分の足で立っていくということ。
寝る間も惜しんで、1秒も無駄にしないで全身全霊で取り組めば、意外と大概のことは実現する。
自分も最初から「社長」がしたかった訳じゃなくて、飯食ってく為にしょうがなく自分で商売の真似事みたいなことを始めて、
ただガムシャラに毎日生きてたら、気づくと従業員も増えてて、色んな責任みたいなものにも気づかされて、
でも同時に皆で一つの事を成し遂げる楽しさも知ったし、人の生活を支えていくのに必要な覚悟も持ったし、
その覚悟を背負うことで初めて知ることができた喜びもある。
そんな感じで15年やってきて最近やっと本当の意味での社長になってきたと思うし、
今では楽しいこともつらいことも全部ひっくるめて
大げさに言えば「天命」みたいな気持ちを神様から頂いて、自分に課せられた仕事に毎日本気で向かって生きる
充実した日々を過ごせるようになった。
人生をかけて挑む「夢」とか「目標」なんてものはそんな簡単にはみつからないし、ましてや会社や社長なんぞに与えられるもんじゃ決してない。
ひょっとしたら一生をかけて挑んでいく「夢」とか「目標」みたいなものを見つけられないまま、この世を去る人の方が多いのかもしれない。
でも自分が本当にすべきことが見つかったとしたら、その人の人生は、その夢が叶おうが叶うまいが最高に面白いエンターテインメントに
なっていくだろうし、
見つかる前より何十倍も豊かなものになることは間違いない。
夢とか目標なんてのは、毎日を頑張って、魂を振り絞って精一杯生きた人にだけ
ある日突然、神様が与えてくれるご褒美みたいなもんなんだね。
だから自分はオンデーズで働いてる人達に
「俺みたいになれよ」なんて言う気もないし
「俺についてこいよ」なんて言う気もあんましない。
俺の人生は俺のもの。あんたにゃあげない。
あなたの人生はあなたのもの。俺は別にいらない。
ただ、今のところあなたがもし、コレといった夢もなくフワフワして毎日を生きてるようだったら、
オンデーズっていう会社に入ってみるのもいいかもしれない。
そんでとりあえず「日本一のメガネ屋になる」っていう共通の目標を通じて働いていくうちに、
毎日を頑張って生きる事の大切さや仲間と何かを成し遂げる喜びみたいなものに気づけたとして
その上でその道を歩く過程で、あなたがあなたの本当に追い求めるべき「夢」みたいなものに出会う事ができて、
仮にそれがオンデーズが進む道には無くて、別の道に進むことになったとしても、
オンデーズで過ごした日々がきっかけで、ちょこっとでもあなたの人生を豊かにする事ができたなら、
自分はこの会社を創った意味があったと思うし、一時でもあなたと共に働いた事を誇りに思う事ができると思う。
せっかく生まれたんだから、一生懸命生きてあげなきゃいけない。
それは生まれてきた自分に対する責任だと思う。
ここまで読んで
「わかるわぁー」と思った人が応募してきてくれたら凄く嬉しい。
無論、中途社員でもノープロブレム。